教師になって四年。JICA青年海外協力隊20年度1次隊として、中米のニカラグアに派遣。活動の様子を伝えていきたいと思います。


by a-ri-sen
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研究授業

ニカラグア算数隊員の中で今、注目されているのが「研究授業」
一人の先生が授業をするのを見て、参加者全員で授業について検討をするというもの。

日本でも基本的にそうですが、
学校の先生は自分の授業をするだけで、ほかの先生の授業を見たりする機会がないんですよね。
だから、教え方についてもなかなか改善する機会がないし、
先生同士の指導法に関する交流がないに等しいんです。

だから、研究授業を通して教員の質を上げることができたらと、注目しているわけです。

これまでに、先輩隊員が小学校と教員養成学校で一度ずつおこないました。
そして、
自分のカウンターパートであるホルマン先生はボリビアでの研修で
研究授業についてみっちり学んできたんです006.gif

それなら話は早いと。

ホルマン先生は早くから「研究授業を今年はするぞ!!」と張り切っていて、
それが、ついこの間実現しました。


対象は教員養成学校の2年生。
地元の先生対象ではなく、今回は教育法の授業の一環として。
場所は近くの小学校。
この授業のために事前に小学校に見学に行き、
前日には児童中心の指導案と板書案づくりを遅くまでこなし、
当日は45分の授業を小学2年生相手におこないました。


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堂々とした話し方。
子どもの意見をたくさん引き出す。
「どうしてそう考えるの?」と質問する。
個別の活動の時には子どもに寄り添い教えて回る。
考えながら書く板書。


これまでに見た中で最高の授業でした。

本当に鳥肌が立ったくらいです。

授業の中で大切にするべきことをしっかりと自分のものにしていました。

そして、その後の養成学校での通常の授業にも変化が。

これまで少し自信なさげに小さな声で授業をすることが
多かったんですが、

熱い。伝えたいものを感じる。

そんな話し方で授業が進んでいくんです。

きっと、一つのことをやり遂げた自分の中での達成感がそうさせたのでしょう。


そして、

なにより自分がさらに感動したのは、

養成学校の生徒の反応034.gif

見ていた学級はあまり主体的に学習する様子がこれまで見られなかったんです。

とういか、あまり真剣に授業を聞く雰囲気がなかった。

それが、見てくださいよ!!

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個別の活動に授業が進むと自ら子どもに教える生徒の多いこと

さすがに全員ではなく、周りでのんびりと見ている生徒もいますが、

本当に、その瞬間は個別指導の時間となっていました。

もちろん、ホルマン先生も子どもたちの間を指導して歩きます。

さらに、

授業後の話し合いでも。

黒板の使い方。
先生が子ども一人ひとりに対応する姿。
「なぜそう考えるの??」という質問の大事さ。
教材を作ることの大切さ。


こちらが気付いてほしかったこと

すべてに気付いてくれたんです!!

それがすべての生徒ではないにしろ。

その話し合いでの話を聞く姿勢。

そして、終わった後のある生徒の一言。

「先生。次はわたしがやりたい。」

poco a poco 進んでいきます。


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by a-ri-sen | 2009-04-08 09:30