教師になって四年。JICA青年海外協力隊20年度1次隊として、中米のニカラグアに派遣。活動の様子を伝えていきたいと思います。


by a-ri-sen
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カメラマン

ニカラグアの学校は6月で1学期が終わり、7月には1週間ほどのお休みに入ります。

現在、配属先はテスト期間に入り、授業もほとんど終わっています。

授業がない=することがない

ということで、

最近の仕事はカメラマン004.gif

ホルマン先生の授業をビデオで撮ったり、カメラでよく写真を撮ったりしているので、
実はオファーがたくさんあります。

カメラもビデオも持っている人は学校内でも一人か二人くらい。
そして、ビデオはビデオテープ式。だからデータに落とせる自分のビデオは役に立つんです。

何か行事があると、ビデオを撮って編集して渡したり、

生徒の写真を撮って、現像してあげたり。

算数の活動よりそっちのほうの需要がたくさんある気がします・・・・


以前にも書いた、複式学級への公開授業の見学もその一環。

担当する先生からビデオ撮りのオファーがあったんです。


今回は別の学校で1~3年、4~6年の2学級でした。

生徒は授業をするために、夜遅くまで
各教科、各学年に対する計画を練って、教具を作っていたらしいです。

絵と文字が書いてあるカードを使ってスペイン語の授業を1年生にしたり、

ダウン症の子には、他の子が手助けに入ったり、

具体物を使って3年生に図形、2年生に割り算、1年生に引き算を教えたり、

CDを使って、ニカラグアのダンスを教えたり。

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ニカラグアの授業では・・・

・計画をしっかりと立てること
・教具を使うこと
・授業のはじめに簡単な遊びを取り入れること
・子どもを助けること

一番大事な、「子どもが理解しているか」は置いといて、

これらがちゃんとおこなわれたら良い授業と言われます。

その観点からいくと、生徒がやった授業はとても良かったと思います。

生徒のほとんどが初めての複式学級での授業。
7月から始まる教育実習では、たくさんの生徒が複式学級で授業をします。
複式学級は単学年と違った計画の立て方、授業の進め方をするんですよね。

でも、それは養成校ではあまり教えられない。
だから、生徒にはとても良い経験になったと思います。

本人達も、「うまくいった」とか「役に立つ」とか言って満足そうでした。


まあでも、授業内容のことを言うと、

例えば算数なら、

1年生に 13-8 を教えてから、練習問題で繰り下がりをほとんど扱わず、

15-5とかをやってたり、

2年生に割り算を教えたら、すぐに筆算をしたり、50÷2 とか難しい計算をさせたり

そういう、子どもの発達段階に合わないことを教えることがよくないんですよね。

それがこの国にある大きな問題でもあると思うんですが。


それでも、前回の生徒より授業中に子ども達をたくさん助け、

理解させようしていた生徒の頑張りには

見ていて、すごく良い気持ちになりました。


その理解させようという気持ちと、

発達段階にあった授業をするだけで、

たとえ教科書がなくても、教具がなくても、

子ども達は十分に学べるような気がするんですけどね。


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by a-ri-sen | 2009-06-23 08:27