教師になって四年。JICA青年海外協力隊20年度1次隊として、中米のニカラグアに派遣。活動の様子を伝えていきたいと思います。


by a-ri-sen
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物乞い少年

手を出しながら、「1ペソ」

と言う言葉を聞かない日はありません。

道を歩いていても、スーパーに買い物に行っても、

年老いた人や少し身体に障がいがある人、そして少年。

きっと、途上国に行ったことのある人なら

目にしたことのある光景でしょう。

そして、その対応は人それぞれ。

無視をする。お金をあげる。おかしをあげる。断る。

何がいいのかはわかりません。

自分の中の価値観との戦いですよね。


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ところが、

ついこの前、スーパーに買い物に行ってレジを出ると

「1ペソ」

と言ってくる子どもがいました。

「ごめん。」

と言いながら、首を振って通り過ぎようとしました。

でも、

その子の目が何か言いたそうなんです。

いつもはさらっと通り過ぎてるのに、

その子には何か違うものを感じました。

何かが自分の中でひっかかりました。

「何でだろ。」

と思いながら、やっぱり断って歩き出すと、

子どもはしぶしぶ店の方に帰って行きました。


でも、

やっぱり、

何か気になる。

と思って振り返ると、

その子も振り返ってたんです。

だから思わず、

手で自分の方に呼んで

持ってたクッキーを一つだけあげました。

「ありがとう。」

と言って子どもが去った後も

何か今までと違う、他人ではないような感覚が残っていました。


次の日。

学校を歩いていると、

なんと、

その子が前から歩いてくるんですよ。

よくよく聞いてみると、

学校のそばに住んでいる

なるほど。

だから、その子が自分を見かけたこともあるし、

自分がその子を見かけたこともあったんでしょうね。

それが、頭の片隅に残っていたんでしょう。

でも、たったそれだけで、

道で物乞いをする少年を見る目が今までと変わった自分に驚きました。

もう、その子とは友達です。

一番左の子が今日の主人公です。かわいいでしょ!!

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by a-ri-sen | 2008-10-18 02:29