教師になって四年。JICA青年海外協力隊20年度1次隊として、中米のニカラグアに派遣。活動の様子を伝えていきたいと思います。


by a-ri-sen
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2009年 07月 28日 ( 2 )

2学期になって、

これまで算数を受け持っていた女性の先生は産休でお休み

ホルマン先生は教育実習担当で授業をもたない

008.gif008.gif008.gif

ということで、

現在、ベテランの60歳近い女性の先生がやる

算数の授業をお手伝いしています。

範囲は「幾何と統計」

幾何を教えるのが好きなようで、

結構、いろんなアイデアを持っています。


ところが、

たまに授業に来ないんですよね。

1学期にも女性の先生が来なかった時があり、

その時はその先生があまり自分の授業には干渉されたくないように

感じたので、見かねた時にちょっと復習をした程度でしたが、


今回は、雰囲気的に良い感じがしたので、

先生が来なかった今日、変わりに教えてみました006.gif


普段はノートを持って、

授業で気になったところを書くぐらいで

話すこともほとんどないんですが、

久しぶりに90分授業をすると、

喉がかれました・・・。

ほんと、日本に帰ってからが心配です。


来るかどうかぎりぎりまで待っていたので、

計画は頭で練って、

後は流れに任せるのみ。

内容は直線、線分、角度、垂直、平行。


いやあ、それがやってみると

子どもたちの反応が返ってくることが

すごく楽しい

ああー、って納得している時の顔とか、

普段の授業では、あまり生徒を前からは見てないから

すごく新鮮に感じて、

満足の90分が終わりました。


そして、職員室に帰ると。


先生が来てる!!


「ケンジが教えてたから、止めたくなかったんだよ。」

「どうだった??どこまで教えたの??」


という返事。

まあ、悪くない関係かなとは思います。


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by a-ri-sen | 2009-07-28 11:09

仕事と勉強との両立

前回紹介した無資格教員たちの卒業論文の発表会。

まだ続いていますが、

今回は審査員(発表を聞いて評価をする人)を任されました。

その評価は

発表時の話し方、テーマの理解度、質問に対する返答、

論文のでき具合などで判断されます。

100点満点で70点以上とらないと

合格ではないんですよね。

そして、合格できないと

もう1年勉強することになる(って言っていました。)007.gif


そんな結構重大な審査員に

来て1年のスペイン語もたいしてできない隊員によくやらせるな。

と思いながら、

まあ、ふたつ返事で引き受けちゃいました。

前回も合わせて何度も見たし、

もう一人審査員はいるし、

なんとなくの評価基準っぽいことも理解していたので、

そこまでは危機感を感じませんでしたが、

それでも、月曜から金曜までは働き、

土曜には一日中学校で勉強をする。

それを4年間続けてきたことの集大成ですから、


発表する側も緊張

見る側もそれなりの覚悟はいりますよね。


でも、終わればホッとした表情019.gif


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最後には、

教諭としての宣誓をして終わり。


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この日だけで約70人、

教諭の資格を得ることができました。

資格はあっても働く場所は

自分のコネで探さないといけないニカラグア。

そこにやりきれない不平等さを感じてしまいますが、

日常の仕事に加えての土曜日の勉強。

よく同僚に

「ケンジは働いていた時、何も勉強してなかったのか??」

と聞かれます。

それぐらい、働いていても勉強を続けることが当たり前。


カウンターパートのホルマン先生は、

好きな数学を勉強するために

首都の大学院に入学しました。


日本では、何かを新しく学ぶ楽しさを

日々の仕事の忙しさで忘れていたように思います。


学ぶ楽しさ。

学ぶことの大切さ。
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by a-ri-sen | 2009-07-28 11:06