教師になって四年。JICA青年海外協力隊20年度1次隊として、中米のニカラグアに派遣。活動の様子を伝えていきたいと思います。


by a-ri-sen
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2009年 08月 31日 ( 2 )

算数の授業

1学期に算数の授業を合格できなかった生徒は19人いました。

そのうち、

8人は学校を去り、

4人は再試験に合格し、

7人は再試験に不合格でした。

その不合格だった生徒が

再試験後に校長に抗議に行きました。

「説明不足だった!!宿題をさせるけど、見なかった!!」と。

そこで、校長の回答

「ケンジが放課後に補習をするから、その後に再々試験をしましょう。」と。

ちなみに、その先生は現在産休中でいないんです。


確かに、1学期の授業。

はじめは良かったのに、だんだん説明をほとんどせずに、

子どもたちが自分たちで教科書を見て、調べたり、

たくさんの問題を解くという方法に変わっていっていました。

しかも、

再試験が難しすぎた。

複雑な文章問題や、扱う数字の不適切さ。


まあ、様々あるんですが、

この生徒たち、本当に実力が足りないのも事実。

ある子は2桁のかけ算のやり方を知らないし、

ある子は割り算をまともにできない。

そんな学力の中で、

どうやって、分数や小数、割合の問題を解くのだと007.gif

でも、

やりました。

3週間ぶっ続け、月曜から木曜までの1時間半の補習。

そして、

結果は、

ある生徒が70点代で、他の生徒はみんな90点以上(100点満点)で合格。


確かに、問題はすごく簡単にしたし、

生徒の頑張りもあった。

人数が少ないから、細かな援助ができた。


でも、副校長は

「やっぱりあの教諭の教え方が悪かったんだ。」と結論。

まあ、結果の点数だけを見たらそうですが・・・

なんとも。

これが後々問題にならないことを祈るばかりです。


まあ、なにより

その補修のおかげで、

7人の生徒が学校に残り学習を続けることができる。

小さな力ですが、自己満足してます。

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by a-ri-sen | 2009-08-31 02:13

ものがあるということ

先輩隊員と関わりをもつNGOの小学校で

研修会をお願いされました。

その研修会のための授業観察中での一コマ003.gif


1年生の引き算の授業。

「バナナが14個ありました。7個食べるといくつ残るでしょう。」

というような繰り下がりの問題。

先生が数を数えるために、数え棒のような教具

子ども達に配りました。

子ども達はそれを使って、あっという間に問題を解いちゃいました。

そして、

することがなくなった子どもがすることと言えば・・・


037.gif037.gif


終わった子から、算数の問題を解くよりも目を輝かせて、

その棒を友達と相談しながら、

好きなように並べたり、重ねたり、形を考えたり

しているんですよね。

まったく、授業中なのに!!という目線は捨てて、

子どもが遊びの中で試行錯誤しながら、

形や色についての興味を深めて、

創造するということ。

その楽しさを垣間見たような気がしました。

こんなふうに色を考えながら、ずーっとつなげてみたり、


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小さい立方体と直方体を組み合わせて十字架を作ったり、


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ものがあるということ。

それだけで、子どもの興味は倍増するんですよね。

そして、興味を持って行動することの大切さ。
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by a-ri-sen | 2009-08-31 02:10