教師になって四年。JICA青年海外協力隊20年度1次隊として、中米のニカラグアに派遣。活動の様子を伝えていきたいと思います。


by a-ri-sen
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年度末

年度末なんです。

11月で学校関係は年度終了。
次は2月の頭から新年度が開始します。

なんて長い休み・・・002.gif
まあ、その間に少し研修があったりもするんですが。

なので、日本と同じく

子どもは試験に向けて勉強し、先生は評価をつけています。

試験は学期ごとに各教科2回だけ。
それが悪いと再試験になったり、
次の学年にあがれなかったりします。

だから、日本の試験とイメージは同じ。

子どもは事前に勉強してくるし、

試験中は必死。先生がちゃんと監視していて、
終わるとそのままテストを渡して出て行きます。

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そして終わると、
「あそこの答えなんだった?」
「簡単だったな!!」
「なーんだ、そうなのか。間違ったよ。」

なーんて会話を繰り広げます。

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その様子を見ながら、

訓練中に受けた語学試験や、小学校のテストを思い出していました。

返してもらう時がまたドキドキなんですよね。

満点のテストには「Felicidades!!(おめでとう)」

とコメントを書いていました。

100点満点のゼロのところを顔にしてたり、

「Very good!!」と書いたりしている日本の答案を思い出させました

今の1年生が全員試験に合格してくれることを願います。

それも、この前2年生の教育実習生の子が追加の実習を言われて

泣いているのを見たんですよね。

そこは、日本よりもシビアです。本当に落としますから
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by a-ri-sen | 2008-11-25 06:48

Evaluación(評価)

もう、早くも6ヶ月が経とうとしています。
配属されたころはスペイン語と戦うのが必死で、
仕事を理解するのが必死で、あっという間にすぎていったし、
徐々に仕事の様子がわかり、いざ少し活動を始めたと思ったら
もう休みです。
後残り活動できる期間は2月から始まる新学年の1年間だけなんですよね。
何ができるか、本当に考えものです。

そこで、ついこの間、
JICAの担当者を交えた配属先との話し合いがありました。

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主となる目的は後任要請。
自分はJICAがおこなっている算数プロジェクトに関係する隊員なので
自動的に後任を養成することになっています。
来たばっかりなのに・・・021.gif
しかし、次に隊員が来ることを理解した上で
自分の活動を計画していかないのかもしれません。
あんまり勝手なことをすると次の隊員が活動しにくくなりそうだし。

まあ、それと共にこれまでとこれからの活動についての話し合いもしました。

いざ、これまでの活動について話してみると、幅広い。
 ・他の授業の見学と現状把握
 ・算数教員と共におこなった放課後算数補修
 ・教育実習生の授業参観とアドバイス
 ・教師、生徒への張り紙、ビデオなどを使った日本紹介
 ・他の先生の代わりとして体育科教育法を少し教えた
 ・校長と学校改善への話し合い
 ・土曜日の研修への参加

  
そもそも、算数がないから色々できるところからやってる
っていうところもあったんですよね。

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配属先の先生たちが言っていた
 「ケンジはもうこの学校の一員ですよ。」
 「言語が違うにも関わらず、生徒と良いコミュニケーションを持っています。」
 「私たちが持っていない経験を持っている。」
という言葉はとてもありがたい003.gif

関係を作るという、まずの目標は達成されたが、
算数の隊員というよりは、
本当に一人の一教諭として扱われていることがいなめない。
それが、今後の活動に響かなければいいけど。
その証拠に今日、小学校に生徒が講演をしに行く引率に
一人で行くように言われた・・・。
まあ、信頼されていると思ってよしとしとこう。

終わってから、また何人かの先生に
 「ケンジの評価をしに来たんだろ??どうだった??」
と心配されました。

特に問題もなく、話は進んだよと言うと
「それはよかったなあ!!」
と言って、喜んでくれる。 
うーん、先生たちはまだ自分の立場
ボランティアとしての立場をわかっていないのかも。

まあ、それ以上にここの人たちがどれだけ評価というものを
気にするのかがわかった気がする。

そして、人を悪く言うことをあまりしない。
自分の中の基準がないからかどうかわからないが、
何でもオッケイという感じがしないでもない。

現に自分のコミュニケーション力は足りないし、
算数としての活動らしいものもほとんどしてないし、
自分の中では何一つ満足していない。

のに、ほめる。

来年度、自分に満足のいくようにしっかり計画を練ろうと思います。
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by a-ri-sen | 2008-11-25 06:44

からっからの乾期

ニカラグアはVerano(夏)

つまり、乾期に入りました。

毎日が暑くて、汗がひくこともなく、

頭がぼーっとして何もやる気が起きない。

そーんな日が続くのが乾期ですよね!!

あれ、いや。うそ、まじで。

寒いんです。

それも1年を通して今が一番寒いんです。

子ども達もこんな感じ・・・。

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11月になると風が吹いてきて上着がいるよ

なんて会話を話半分で聞いていたのに。

本当に日本の秋くらいです。

夜は上着を着て靴下はいて寝ないと寒いです。

っていうのは、山に囲まれていて高い場所にあるからなんですけどね。

どうやら、太平洋側はすごく暑い、イメージ通りの乾期のようです。

いやあ、山地配属でよかったとこういう時には思います。
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by a-ri-sen | 2008-11-25 06:37

授業参観

御所小学校ではついこの間、授業参観があったらしいです。

授業を見られると子どもたちはすごく緊張して、

きっといつもより張り切ってしまうから

いつもと違う様子の時が多いんですよね。

でも、そういう時の授業の方がよく覚えてるから、まあいいのかな。


ニカラグアでは、教育実習の授業を10回ほど見ました。

日本では1ヶ月ですが、ここでは約5ヶ月もやるんです。

しかも1日中授業をすることもよくあること。

担任の先生は補助にまわります。

そう思うとすごく実践的ですよね。

だって、その中から来年には先生として働く子が出てくるんですから。

ただ、それももう終わります。

11月で今年度の学校が終了し、2月に新学期が始まるんです。

だから、最後の授業参観にこの前行ってきました。

もう、バリバリ教師として働けるなあと感じるくらい、

子どもたちをうまく導き、授業をしている実習生も中にはいました。

そして、それを見ている担任の先生の中にも

すごくハキハキ、テキパキと子どもたちに声をかけ、

一人ひとりの子どもを見ようと努めている人など、

色々な刺激を受けました。

そして、最後の記念に子どもたちと記念撮影006.gif

ホルマン先生が言い出したんですが、

最近自分に似てきて、やたらとどこかしこで写真を撮ろうとします(笑)


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by a-ri-sen | 2008-11-16 08:34

癒される!!

癒されるものって人によって違いますよねえ。

仕事をして働いていたり、これまでと違う外国の環境で過ごしていると、

どう癒され、どうリラックスするかが重要になってきます。

これを見て癒されますか??


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ふだん関わっている子が大人に近い年だから、

久々に小さな子どもと関わるとそのかわいさにすっごく癒されています。

思いっきり笑い、思いっきりはしゃぎ、思いっきりしゃべる、

本当に子どもは思うがままに過ごしています。

だから、子どもに惹かれるのかな。

時間を見つけては子どもたち一人ひとりに

自由な絵を描いてもらっています。

一人ひとりの味が出てて、

うまい、下手を通り越して最高に良いです。

そして、笑顔も
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by a-ri-sen | 2008-11-16 08:09

選挙ですね。

日本でも選挙

ニカラグアでも選挙です。

全国一斉の市長選挙です。

ニカラグアでは16歳以上が投票できるんです。

テレビで選挙結果を一日中放映してるし、

話題は選挙一色。

そして、街はすごく静か。

なぜかというと、

投票日前後の労働禁止。

ほぼほとんどの店が閉まっています。

当然学校もお休み。

だから、家から出る人が少ないんですよね。

そして、投票日前後は危険だとういうことで

移動には細心の注意が必要。


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by a-ri-sen | 2008-11-11 07:36

読書

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子どもは教科書も満足に持っていないくらいですから、

絵本を読む、小説を読む、雑誌を読むなんて習慣は

ほぼ子ども達にはないと言っていいでしょう。

「図書館の日」

先週いっぱいを使って、様々なテーマで本の展示会が行われました。

対象は配属先の子どもと、同じ校舎を使っている中高校生。

自分もそれにまぎれて、スペイン語の絵本を色々読んでいました。

自分のスペイン語力を考慮すると絵本程度しか読めないけど、

絵が与える情報と、絵本ならではの物語の素朴さに助けられて

何冊かの絵本を読んでいました。


配属先には図書館員の職の方がいて、その方が本を管理しています。

たしかに、絵本って大人が読んでも面白いと思いますが、

「この本がおもしろいよ!!」

次から次に紹介してくれます。

そして、

立ち寄る人が次から次に。教師もまざって本を読み、

子どもも大人も絵本の登場人物の振る舞いに大爆笑

日本なら低学年に読んであげるような、

ちょっとオチがある程度の中身なんだけど、

すごく本を楽しむんですよね

それは、大笑いして。

となりの人も巻き込んで大笑い。

絵本の楽しみ方って、そうでした。

そんな機会を与えられる本の力は世界共通。

そんな機会を与えている図書館員の方はどんな想いでしょうね。
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by a-ri-sen | 2008-11-11 07:20

安全

ここでは、タクシーがいたるところを走っています。

はじめはなんでこんなにタクシーが走ってるんだ、

だから人は歩かないし、運動不足になるんじゃないかと思ってました。

もともと、歩くのが好きだしそんなお金を使うなんてもったいないと。

でも、

首都では必ずタクシーを使います。

それは、行き先が遠いからというだけの理由ではなく、

しかも多めにお金を払って一人でのせてもらいます。

JICAからそういう指示がでてるから、というのもあるけど、

安全をお金で買うんですよね。


町が小さいからか、ここでは何もかもが身の回りにあります。

スーパー、服屋、くつ屋、薬局、病院、警察、郵便局

何でもそろいます。

そして、

貧困、強盗、ひったっくり、交通事故、麻薬

何でもそろいます。

自分の身近な日本人の知り合いもニカラグア人の知り合いも

ひったくり、ナイフを使った強盗に会いました。

道を走ると交通事故に出会います。

何でも身近にあるんです。

日本では遠く感じていたし、任地は比較的安全なので

少し注意を払っていなかったのかもしれません。

先々週、全ニカラグア関係者への安全対策の講習会がありました。

そして、ニカラグアで活動している人たちの犯罪被害の話も聞きました。

世界にちらばった同期が犯罪に会う話がたまに耳に入ってきます。

注意をしてても逃れられないのかもしれないけど、

少しでも可能性を減らすために気をつけたい。


でも、被害に合っても派遣国が好きだと言える人が多いことに気付く。

よく言われるけど、

危害を加えるのはその国の人、

でも癒して助けてくれるのもその国の人。

どちらもその国の本当の姿。
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by a-ri-sen | 2008-11-07 08:53

刺激

さて、お久ぶりです。
全然更新できなかったのは、パソコンが壊れて電源がつかなくなったのと
色んな用事であちこちバタバタしてました。

先週、任地から8時間ほどバスに揺られてヌエバギネアという

カリブ海に行く途中にある町に行ってきました。

ステイ先のママに

わたしも知らないところにケンジは行くの!!

なんて言われながら。

そこでは、1年ほど先輩の隊員が活動しています。

そして、今回小学校の先生たちに算数の講習会を開くということで、

小学校教諭の職種の人に声がかかったのです。

講師は全部で5人。

1人は同期で、残りの3人は先輩隊員。

低、中、高学年と分かれて、

4時間の講習会。

自分は中学年が担当で、2時間ほど講習をしました。

内容は小数で、位取りの考え方のを基に、

定義、足し算、引き算を講習しました。

反応は思ったよりもよかったし、

終わったあとに

使っていた教材を見せてくれとか、

次もやってほしいなんて感想をもらうとやっぱり嬉しかったです。

ふだん、将来の先生たちである生徒に教えていると、

教えたことがすぐに活かされることもないけど、

相手はすぐに教室で使ってもらえる先生たち。

すぐに自分の活動が活きるのかなでと想像きることのありがたみを感じました。


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まあ、

それよりも何が刺激になったかって先輩隊員の研修姿を見られたこと。

ふだんの活動は自分一人。

だから、他の人の活動を見る機会なんてないし、

どういう風に活動を進めるのかは自分で考えるしかない。

でも、やっぱり先輩隊員を見るとすごい刺激を受けました。

ああ、こうしたらいいんだとか、何かが明るくなったり、

自分の1年後の姿を想像してみたり。

すんごい充実した日々を過ごしました。

自分もいつか、そんな姿を後輩隊員に見せられることが

できればいいなあなんて考えながら。


まあ、何よりその企画を立てて、教育省と連携し、

地域の学校ともつながりを作って、

講習会を成功に導いた先輩隊員がかっこよかったです。

ちなみに、日本紹介もかねて、

近くのパン工場であんパンを作ってたんですよね。

ひさしぶり過ぎて手が止まらなかったですよ。


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by a-ri-sen | 2008-11-07 08:27