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by a-ri-sen
| 2009-03-24 06:34
現在の自分の主な仕事は「算数の授業に関する補助」
あくまで「補助」です。
その補助をさせてもらっている2人の算数科担当の同僚を紹介します
ホルマン先生。
JICAの研修で去年ボリビアに公開授業や学級経営の勉強に行きました。
だいぶ前にも紹介したように、すごく面倒見がよくて、
何か困ったことがあると、すぐに頼ってしまいます。
何より、自分を尊重してくれ、
文字通り何でも言い合える仲
時には言い過ぎて自分で反省することもあります。
仕事外でも、ごはん食べたり、一緒に山に登ったり。
現在、算数科教育法の授業を共に考え、
実践し、授業後に反省もしています。
偉そうですが、自分から見ると
まだまだ改善できる点がたくさんあります。
それはそうですが、
何より、その改善できる点を話し合っている時に、
すごくこちらの意見を受け入れてくれる。
そして、それを次の授業で実行しようとする。
すばらしいですよね
本当に彼のおかげで自分の活動は動いていると思います。
授業では、JICA援助の教科書を用いて、
「具体物を使い」
「考えさせる時間を与え」
「生徒みんなと共有する」
その実現に向かって、日々成長しています。
アナ・マリエラ先生
今年度の算数の授業を受け持つことが
決まってから、関わるようになりました。
ホルマン先生とは違って、
何というか、なかなか話しかけづらい雰囲気。
いまだにうまく話ができないんです・・・
まあそんなことは置いといても、
マリエラ先生はすごく良い授業をするんです。
まず、生徒の様子を見ながら
それに合わして授業ができる。
そして、常に
「あなたたちは将来先生になるんだから、
子どもには愛をもって、そして創造的でないといけない。」
と言っています。
言うこと一つひとつが納得できるんですよね。
授業の流れもよく、
何よりも子ども達がしっかり学んでいる。
それが肌で感じられるんです。
日本でもニカラグアでも良い授業を見た時は
鳥肌が立って、気持ちが高揚するんですよね。
そんな気持ちをニカラグアで感じられることがうれしいです。
この2人とこれからも働いていきます。
恵まれた環境。そしてやりがいのある環境なのかもしれません。
あくまで「補助」です。
その補助をさせてもらっている2人の算数科担当の同僚を紹介します
ホルマン先生。
JICAの研修で去年ボリビアに公開授業や学級経営の勉強に行きました。
だいぶ前にも紹介したように、すごく面倒見がよくて、
何か困ったことがあると、すぐに頼ってしまいます。
何より、自分を尊重してくれ、
文字通り何でも言い合える仲
時には言い過ぎて自分で反省することもあります。
仕事外でも、ごはん食べたり、一緒に山に登ったり。
現在、算数科教育法の授業を共に考え、
実践し、授業後に反省もしています。
偉そうですが、自分から見ると
まだまだ改善できる点がたくさんあります。
それはそうですが、
何より、その改善できる点を話し合っている時に、
すごくこちらの意見を受け入れてくれる。
そして、それを次の授業で実行しようとする。
すばらしいですよね
本当に彼のおかげで自分の活動は動いていると思います。
授業では、JICA援助の教科書を用いて、
「具体物を使い」
「考えさせる時間を与え」
「生徒みんなと共有する」
その実現に向かって、日々成長しています。
アナ・マリエラ先生
今年度の算数の授業を受け持つことが
決まってから、関わるようになりました。
ホルマン先生とは違って、
何というか、なかなか話しかけづらい雰囲気。
いまだにうまく話ができないんです・・・
まあそんなことは置いといても、
マリエラ先生はすごく良い授業をするんです。
まず、生徒の様子を見ながら
それに合わして授業ができる。
そして、常に
「あなたたちは将来先生になるんだから、
子どもには愛をもって、そして創造的でないといけない。」
と言っています。
言うこと一つひとつが納得できるんですよね。
授業の流れもよく、
何よりも子ども達がしっかり学んでいる。
それが肌で感じられるんです。
日本でもニカラグアでも良い授業を見た時は
鳥肌が立って、気持ちが高揚するんですよね。
そんな気持ちをニカラグアで感じられることがうれしいです。
この2人とこれからも働いていきます。
恵まれた環境。そしてやりがいのある環境なのかもしれません。
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by a-ri-sen
| 2009-03-07 10:47
新しい政権になって、
日本でいう、指導要領が改定になりました。
政権が変わるに伴って、指導方法も変わるのです。
現場で働いている先生たちにとってはとても大変だと思います。
そのたびに、その方法を習得しないといけないのですから
今回は、まず評価の方法や指導計画の立て方が変わりました。
そして、去年からおこなわれていた、
指導計画を立てるために、地域の先生たちが一同に集まる機会が設けられました。
地域の小学校の先生たちが全員集まるのです。
総勢400人ほど。
その中でみんなで月の指導計画を立てるのですから、
どれだけ、方法が統一されているのかがわかると思います。
ただ、先生たちの計画の立て方は、
もとある指導要領の丸写し
集まることにはすごく意味があるのですが、
やり方はあんまり意味がないような気がしてしょうがないです。
そして、
その指導要領の算数の部分は、
JICAの援助で作った小学校用教科書をもとに作られています。
ところが、
集まった先生に質問してみると、
その教科書や指導書を持っている人が
半分にも至らず、2,3割といったところでしょうか。
その中で、計画し、授業をするのです。
それがニカラグアの現状。
教科書を作ってもすべてには配布されずにいます。
その中で授業を進めている先生方は本当に感心します。
日本でいう、指導要領が改定になりました。
政権が変わるに伴って、指導方法も変わるのです。
現場で働いている先生たちにとってはとても大変だと思います。
そのたびに、その方法を習得しないといけないのですから
今回は、まず評価の方法や指導計画の立て方が変わりました。
そして、去年からおこなわれていた、
指導計画を立てるために、地域の先生たちが一同に集まる機会が設けられました。
地域の小学校の先生たちが全員集まるのです。
総勢400人ほど。
その中でみんなで月の指導計画を立てるのですから、
どれだけ、方法が統一されているのかがわかると思います。
ただ、先生たちの計画の立て方は、
もとある指導要領の丸写し
集まることにはすごく意味があるのですが、
やり方はあんまり意味がないような気がしてしょうがないです。
そして、
その指導要領の算数の部分は、
JICAの援助で作った小学校用教科書をもとに作られています。
ところが、
集まった先生に質問してみると、
その教科書や指導書を持っている人が
半分にも至らず、2,3割といったところでしょうか。
その中で、計画し、授業をするのです。
それがニカラグアの現状。
教科書を作ってもすべてには配布されずにいます。
その中で授業を進めている先生方は本当に感心します。
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by a-ri-sen
| 2009-02-28 09:09
現在中米地域5カ国で行われている算数プロジェクト。
数年前から始まり、
ニカラグアでは、新しい小学校用の教科書と指導書が作られました。
系統性や問題解決型の学習に焦点をあてたものです。
日本の援助なので、日本の教科書と比べると
若干似ていますが、内容は盛りだくさん
小学校で平方根を教えたり、多角形を教えたりするんです。
ここで問題になるのが、
教える先生たちがその内容を理解できていない。
ということなんです。
この前の6年生の教科書の研修でも、
先生に教えるはずの教員養成学校の先生たちが、
分数の文章問題や体積などをほとんど理解していませんでした。
それが現状です
だから、その指導書を教えられるように、
配属先の学校でもそれを使って授業を進めています。
でも、
まずは、
一人ひとりに
教科書があること。
それがスタートなんです。
山に囲まれてるので、木は多いんですが、
色のついた花が咲く木はめったに見ません。
珍しいと思って学校の帰りに撮りました。
数年前から始まり、
ニカラグアでは、新しい小学校用の教科書と指導書が作られました。
系統性や問題解決型の学習に焦点をあてたものです。
日本の援助なので、日本の教科書と比べると
若干似ていますが、内容は盛りだくさん
小学校で平方根を教えたり、多角形を教えたりするんです。
ここで問題になるのが、
教える先生たちがその内容を理解できていない。
ということなんです。
この前の6年生の教科書の研修でも、
先生に教えるはずの教員養成学校の先生たちが、
分数の文章問題や体積などをほとんど理解していませんでした。
それが現状です
だから、その指導書を教えられるように、
配属先の学校でもそれを使って授業を進めています。
でも、
まずは、
一人ひとりに
教科書があること。
それがスタートなんです。
山に囲まれてるので、木は多いんですが、
色のついた花が咲く木はめったに見ません。
珍しいと思って学校の帰りに撮りました。
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by a-ri-sen
| 2009-02-21 09:56
明日21日はニカラグアの英雄
アウグスト・セサル・サンディーノ
が殺された日なのです。
おそらく、ほとんどの人が聞いたことない名前でしょうね。
その昔、1920年代後半、
ニカラグアの民族解放を目指して、アメリカ海兵隊に
ゲリラ戦争を起こし、勝利した人です。
ニカラグアでは、キューバ革命のチェ・ゲバラなどと並んで、
非常に有名です
小さな子どもからお年寄りまですべてのニカラグア人が
知っている人だと思われます。
日本だと誰でしょうか?
見当がつきません。
アメリカ海兵隊に勝利した後
すぐに当時の国家警備隊長であったソモサ・ガルシアに
暗殺され、その後ソモサ一族の独裁政権が43年間続きます。
そして、その独裁政権に立ち向かったのが
サンディーノの意思を引き継ぐサンディニスタ闘士達なんです。
それがニカラグアの内戦と呼ばれ、10年以上も続きました。
まあ、難しい話はここまでにして、
この写真を見てください。
立たされているわけではありません。
配属先の学校では、各教室で
毎日授業が始まる前に、国歌を歌います。
国歌を歌っている間は厳粛にしなければいけなくて、
自由にスタスタと歩いてはいけないのです。
だから、歌が始まるとみんなピシッと背筋を伸ばし、
敬意をはらいます。
その静けさはまるで競技か○たで
上の句が読まれる瞬間。
(わかる人にはぴったりの表現なんですが・・・わからないですよね)
ニカラグアでは、
Nuestra pátria (ヌエストラ・パトリア)
「われらが祖国」
という言葉がよく使われます。
そういう言葉が時々心にすごく響きます。
きっと、日本語であまり聞くことがないからでしょうね。
アウグスト・セサル・サンディーノ
が殺された日なのです。
おそらく、ほとんどの人が聞いたことない名前でしょうね。
その昔、1920年代後半、
ニカラグアの民族解放を目指して、アメリカ海兵隊に
ゲリラ戦争を起こし、勝利した人です。
ニカラグアでは、キューバ革命のチェ・ゲバラなどと並んで、
非常に有名です
小さな子どもからお年寄りまですべてのニカラグア人が
知っている人だと思われます。
日本だと誰でしょうか?
見当がつきません。
アメリカ海兵隊に勝利した後
すぐに当時の国家警備隊長であったソモサ・ガルシアに
暗殺され、その後ソモサ一族の独裁政権が43年間続きます。
そして、その独裁政権に立ち向かったのが
サンディーノの意思を引き継ぐサンディニスタ闘士達なんです。
それがニカラグアの内戦と呼ばれ、10年以上も続きました。
まあ、難しい話はここまでにして、
この写真を見てください。
立たされているわけではありません。
配属先の学校では、各教室で
毎日授業が始まる前に、国歌を歌います。
国歌を歌っている間は厳粛にしなければいけなくて、
自由にスタスタと歩いてはいけないのです。
だから、歌が始まるとみんなピシッと背筋を伸ばし、
敬意をはらいます。
その静けさはまるで競技か○たで
上の句が読まれる瞬間。
(わかる人にはぴったりの表現なんですが・・・わからないですよね)
ニカラグアでは、
Nuestra pátria (ヌエストラ・パトリア)
「われらが祖国」
という言葉がよく使われます。
そういう言葉が時々心にすごく響きます。
きっと、日本語であまり聞くことがないからでしょうね。
#
by a-ri-sen
| 2009-02-21 09:47